プラグに引き続き

第二の異変

前回プラグ交換を行い何とか復活してくれたZ1。

しかし、まだ不安もあるので近所のツーリングだけに抑えてました。

ある日ツーリング終わった後に拭き掃除をしていると、

あれ?

マフラーのところ、、、何か染みてきてる、、、、

2番の位置のマフラーの付け根からジワジワと、、、

触ってみると

黒いエンジンオイルのようなものが染みていました。

んー。なんだろう?

ガスケットが調子悪いのかな?

ダダ洩れしていないので様子見ることに。

トラブル続き

こまめにガソリンを入れるようにしていたのですが、

実際のところ自分のZがリッターあたり何キロ走るかまだ計算していませんでした。

旧車だしCRキャブレター付けているので燃費が良いとは思っていませんが、、、

初心者の私はこの先起こることをまだ知るよしもありませんでした。

プラグやマフラーの染みも何だかんだ落ち着き、

少し離れた友人のところへツーリング。

調子よく友人宅へ着きました。

そして、一緒に軽くツーリングしようという話になり出発することに。

セルを回してエンジンかかりますが、すぐに切れます。

あれ?

さっきまで走っていたのに、、、、

徐々に青ざめ、焦りだす私、、、、

何とかエンジンをかけようとチョーク上げたり試行錯誤しましたが、ダメでした。

日も暮れ、小雨も降ってき、最悪な展開。

押して帰るにもさすがに20km近くは、、、と思いましたが

決心して押して帰ろうとしました。

師匠との出会い

私がZ1を購入する際に友人伝えで何度か相談させていただいた方が近くに住んでおり

電話で相談してみることに

「ガソリン入ってる?」「バッテリーは?」など確認するべきところを教えていただき観察

んー。タンクの中もチャプチャプ音するし、ライト点くし

初心者の私はどれも大丈夫な気がしました。

そこで同じZ1を乗っている方(H師匠)と連絡が取れたため現場に来ていただくことに。

本当にありがたいことです。

見ず知らずの若者の止まったバイクを直接見に来ていただけるなんて、、、

感謝です。

不動の原因

短時間ですが、直接見ていただいてそれでもかからず、、、、

雨も強くなってき、今晩はH師匠のガレージで預かってもらうことになりました。

本当にありがとうございます。

そして私は帰宅。

帰宅途中H師匠からメッセージが届きました。

「ガソリンタンク全然入ってないよ。」「リザーブ入れてなかった?」

ん?リザーブ?どこかで聞いたことあるような、、、

納車説明の時に、、、、何か聞いたことあるワード、、、

その時の私はリザーブをすっかり忘れていました。

そして快調にエンジンがかかるZの動画が送られてきました。

結論!

ガス!欠!

Z1のガソリンコック

燃料コックには重力式と負圧式の2種類があるそうです。

1970年代中盤ごろまでの時代は重力式の燃料コックが一般的でした。

Z1は重力式の燃料コックに当てはまります。

重力式のガソリンコックとは

走行時にガソリンを流す「ON」と駐車時にガソリンを止める「OFF」、走行中ガソリンが少なくなってきた際に切り替える「RES(リザーブ)」が燃料コックに書いてあります。

Z1には燃料計が付いておらず、ONとOFFだけだとガソリンが無くなり突然エンストしてしまいます。

燃料が少なくなってきたことを知るためにもONで走行し、リザーブへ切り替えるという作業が重要となってくるわけです。

まず、走行時燃料コック「ON」で走ります。ガソリンが減ってき、エンジンのパワーが落ちてきたと感じたとき

「リザーブ」へ切り替え走行。

そして、ガソリンスタンドで給油するという流れです。

この「エンジンのパワーが落ちてきた。」という感覚をキャッチしてあげることが大切です。

私も感覚を研ぎ澄まして走ろうと思います。

※リザーブへ切り替えた際は燃料も少なくもって数キロしか走らないため、すぐにガソリンスタンドに寄ったがいいです。(私の経験談)

今回の私の失敗から得られたこと

  1. 自分のバイクの燃費を把握し1回の給油で何キロ走るか把握しておくこと。
  2. 給油後はメーターを0に設定すること。
  3. 出発時コックがONに切り替わっているか確認すること。
  4. エンジンの調子をキャッチしてあげること。
  5. 長距離ツーリングの際はあらかじめ給油ポイントを把握しておくこと。

ラッキーな出来事

失敗続きの私でしたが、今回旧車乗りの先輩ができた事は本当に幸せなことでした。

一人ぼっちだったため右も左も分からず、彷徨ってばかりだった私。

Z1が繋いでくれたご縁大切にしていきたいと思います。

本当にH師匠ありがとうございます。

 

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